富山県中小企業リバイバル補助金活用事業(令和3年12月10日作成)

肥料・農薬・種子の販売 森捨商店

家庭菜園 

Home > とやま農ドローンフェアレポート

とやま農ドローンフェアレポート

  • 更新:2023/03/10
前回は石川県羽咋市の千里浜レストランで行われ大変多くの人達にご来場いただきました。
2回目はまた違ったアプローチがあるのではないかと考え富山県の大山研修センターでの開催となりました。
ドローン業界を取り巻く状況は激しく変化しています。これは農業用ドローンも例外ではなく一年で大きく状況違っていました。
・制度の変更
法律の規制や整備が進みより厳しい管理が求められるようになりました。その最たるものがリモートIDの導入です。
さらに免許制度の開始も控え取得や教習などについて積極的な意見交換が交わされていました。
・新規機体の発表
特に印象的だったのがDJI社のラインナップが刷新され小型機のT-10と大型機のT-30となり求められる機体の2極化が進んでいることが明確になりました。
またラインナップされている機体が5~10L機が多いことから小型機の需要の高さがわかります。
・サービスの拡充
前回と比較すると各社の機体以外のサービスが進んでいると感じました。NTT e-Drone Technology社を例にするとサービス拠点の拡充が進みより顧客への距離を縮めていること、補助金などのサポート、購入時のキャンペーンなどで導入コストを引き下げる試みなど明確に顧客のニーズをつかむことができている証だと思います。
各社それぞれのコスト以外の付加価値を見出すことができているのはドローン普及に向けて大きな活力となります。
・対応製品の充実
ドローン散布に対応した肥料、農薬の増加、
新規出展
昨年のイベントを受けより多くの方々からご協力をいただくことができました。
TTAJAPAN
小型機を中心に自動飛行の充実、モジュール化を進めるなど独自の機体開発を進めている。
創造社
今回はリモコン式の草刈り機をスマート農業機器として参考出展
アルインコ
参考出展としてトランシーバーの資料と実機の展示
最初の開催では来場者を多く集めイベントの知名度を高めることを目標としていましたが、今回は地域との連携を高めること目指しました。
富山市へ後援を依頼し、近隣農家への周知を高めていただきました。
富山県立中央農業高校からも賛同いただき農業機械を専攻している生徒を中心に見学に訪れてくださいました。アンケートにもご協力いただき率直な意見をたくさんいただきました。
途中には薮田栄治県議会議員(県土整備農林水産委員会委員長)も視えられ熱心に質問されていらっしゃいました。後日、感想を伺ったところ「興味深かった、資料等も関係者と共有した(大意)」と仰ってくださいました。
北日本新聞ならびに富山新聞からの取材もあり実績を周知することができました。
たくさんの機種や関連商品が一同に集まる全国的にも稀な先進的な取り組みである本イベントを大切に育てていきより一層ドローン普及に努めていきたいと思います。